各種事業

第11回 講演会



平成21年2月6日名古屋国際ホテル 講師 京屋酒造㈱ 代表取締役社長 渡邊眞一郎様(日南市在住)

演題『油津の蔵から世界へ』

2000年前半、日本酒の蔵がパリでソムリエ相手に研修会を開催していた。酒は前年比10%減の時代である。ヨーロッパでは焼酎の評判は良かった。日本では焼酎の酒税が安かったからヨーロッパのスコッチが売れなかった。その後酒税は2.5倍に上がった。京屋では串間市で10町歩の畑で芋を作り、1町歩の田で米を農業法人で耕作しているが原料の70%は地元で購入している。無農薬で栽培しているが難しい予定の収量を確保出来ない。しかし仕込みの職人が足元で栽培している原材料を使うことで大事にするようになり効果もある。販売先をなぜロンドン・パリ・ニューヨークをターゲットにするのか、人口が多く飛び込みでも営業しやすいことと和食店も多い。焼酎を飲む割合が低くても数量が出来るからである。今後は世界へ向けて「国土・歴史」など考慮し、その土地に合った原材料を使い、焼酎を製造する現地化を目指す。ウオッカベースより焼酎をベースにしたカクテルの方が旨みや味に幅があり今後も研修会などで広めて行きたい。京屋は“伝統・伝承を重んじ、新しい味に挑戦していく勇気と情熱を持ち続けます“講演会終了後新年会を兼ねて懇親会を開催

各種事業メニューページへ戻る≫