各種事業

第9回勉強会

平成20年11月14日名古屋国際ホテル17時より

第1部 『ひょっとこ踊りと私』  講師 マルコホーム㈱ 代表取締役 小林憲二様(日向市出身宮崎県人会副会長)

不動産業を38年間経営しているが、仕事のことならどれだけでも話できるが、皆様には興味が無いと考え本日は「ひょっとこ踊り」についてお話します。私が何故ひょっとこ踊りをやっているか自分でも不思議に思っています。高校時代大学受験に失敗し郷里にいることに気恥ずかしさがあり、東京の叔父の会社を手伝いながら大学を目指したが、会社が忙しく何年も予備校にも行ける状況でなかった。仕事に奮闘しているある時、兄からの手紙で諭され大学に入学した。卒業後数年叔父の会社を手伝ったあと、営業の仕事に転職、営業ではトップにはなれなかったがその次くらいにいた。ある日名古屋に転勤した。名古屋で結婚、その後病気などしたがサラリーマンを謳歌していた。39歳で現在の仕事で独立し現在に至っている。私は ふんどしに赤い法被 を着てひょっとこ踊りをするとは考えてもいなかったが、平成12年全国県人会祭りでの出し物として、宮崎県人会役員会で決定され、森下氏が会長で始めたのが同好会の始まりです。恥ずかしさを自分の人間革命だと信じて踊りました。その後本場日向ひょっとこおどり見学ツアーを実施、会のメンバーも真剣に稽古をしています。我々はプロではないが人前で踊るのだから上手に踊りたいと思う気持ちが出てきた。今後2~3年で踊りを完成させたいと思っています。ひょっとこ踊りは弱い自分を、また性格を変えてくれました。

第2部 『日本の電力の状況と課題』 講師 ㈱トーエネック顧問 安藤和之様 (日向市出身 中部電力~日本移動通信~トーエネック常務取締役)

現在の電力は何により出来ているのか、今までは火力が中心であったが原子力が中心となってきている。しかし化石燃料が中心であり、その原料も石炭以外は今世紀中に枯渇する。日本の燃料は国産が4%で残りの96%は輸入している海外依存型である。原子力を国産に編入しても16%としかならない。また輸入先が偏っており将来が心配である。現在の日本での発電は原子力が30%、石炭25%、天然ガス25%、石油20%で僅かに水力がある。現在原油価格が高騰し長年で見るともっと価格が上昇するものと見ている。世界的には原子力がフランス、水力がカナダ・ブラジル、天然ガスがロシア を中心に発電されている。今後は世界的に石油比率が低くなると見られている。また国民1人が使うエネルギーを電気使用量と比較した数字が電力化率であるが世界的に電力化率が高くなる傾向である。日本は世界で3位であるが韓国・台湾も同率に近い。
電気は1日の中で使用量の変化が大きい。夏場の冷房使用時には使用量の少ない夜間と比べ、ピーク時には倍の使用量となる。これらの対応として他電力間の電気の融通や揚水発電所などで対応している。
今後は、エネルギーの安定確保、効率的な発電が課題となる。また、地球温暖化問題で二酸化炭素削減など脱炭素対応も必要である。また自然エネルギーである太陽光発電、風力発電などがあるがエネルギー率が低くコストが高い問題がある。今後も原子力中心の発電が行われと思うが、明日のエネルギーを国民も真剣に考える時がきている。

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